
展示・プログラム紹介
2022年10月1日(土)〜15日(土)
周 豪 Hao Zhou Œuvres sur Papier
1010美術は国際的に活躍する周豪の企画展を初開催する。上海出身の周豪は、幼少期から高校まで文化大革命の最中を過ごす。1984年東京武蔵野美術大学油絵学科に入学、その後新設された版画科の第一期生となりリトグラフを学ぶ。柳宗悦の民芸思想、鈴木大拙の禅論に感銘を受け、老荘思想を学び直しながら、創作活動の領域をさらに広げ、フランス、イタリア、上海、山梨で滞在制作や発表を重ねて来た。本展では紙を知り尽くす作者が「描いたり、折ったり、たたんだり」する表現が画廊の空間を優しく埋め尽くす。

展示・プログラム紹介
2022年10月20(木)〜11月6日(日)
樋口多衣子 GOSARO five way junction
様々な事象をモチーフにして、水彩画、アクリル画、油彩画、立体と、多数の創作を経て本展の為の展示作品を絞り込んだ樋口多衣子、創作の種はつきることがない。表現は技術に支えられながらも自由奔放で、色彩と造形のオーケストラは大勢の指揮者がいつも交代しているかのように、各作品が全く違う調べを奏でている。1010美術での企画個展は今回で4回目を迎える。樋口の作品に心惹かれる観者が毎回毎に増えていく。1人の作家の個展と感じさせない多様な作品にいつも出会えることが、観者達が惹かれる理由の一つかもしれない。

1010美術 1010Art Gallery
クリフサイド・エリア
現代の美術、新しい芸術、未来を希望する芸術を常に意識して企画
2014年、横浜中華街にオープンした30㎡ほどの小さなギャラリーです。コンテンポラリーアートの真摯な作り手達を応援し続ける為に企画展示の方法のみで運営しています。オープン後まだ8年ですが、新人、中堅、経験豊富、多国籍の作家が、1010美術での個展のために創作をしています。その作品群を観る人々が、驚き、共感、希望、喜びを感じてくださっていると信じています。これからも作家が1010美術を特徴づけ、成長させてくれるはずです。「中華街のオアシス」と1010美術が称されたことがあります。芸術は観る人に寄り添い、癒しを与えることもありますので、この小さな空間がそう呼ばれたのかもしれません。
[営業時間] 11:30〜18:30 定休日:水曜
[WEB] https://1010artgallery.com/
[TEL] 045-680-4033
[MAIL] info@1010artplan.com