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クリフサイド・エリア
Art Gallery 山手
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学校法人岩崎学園・横浜洋裁学院(現・横浜fカレッジ)の創立50周年を記念して建てられた資料館。
ファッションに関する資料やアール・ヌーヴォー期の工芸品をコレクションしています。
開港期にあった西洋劇場ゲーテ座の跡地にあることから、同劇場の資料コーナーも併設しています。また館内のギャラリーでは様々なジャンルの展覧会を開催しています。
入館料金有:300円(一般)、100円(小人)
営業
10:00~17:00 定休日:月曜 ※入場16:30まで、最終日16:00終了
TEL
045-623-2111
住所
横浜市中区山手町254 岩崎博物館
10月21日(土)〜10月29日(日)
長島充 野鳥版画展『日本の野鳥 in 横浜 / BIRDS OF JAPAN in YOKOHAMA』- はじめに観察ありき −
野鳥観察例47年、版画歴42年の画家・版画家でバードウォッチャーの作者が、長年の野外観察に基づき、さまざまな版画技法により制作した「野鳥版画作品」約60点を一堂に展示する。
また会場には野鳥観察用具や観察ノートなども併せて展示する。
- 略歴 ー
画家・版画家 長島充
1959年 千葉県市川市生まれ
1984年 創形美術学校 版画科卒業
1985年 創形美術学校 研究科版画課程修了
1993年 中華民国国際版画・素描ビエンナーレ 版画部門銀賞(台湾)
1995年 カプラム国際銅版画ビエンナーレ 名誉メダル賞、’97も銅賞受賞(ポーランド)
2000年 イビザ国際版画ビエンナーレ 最高賞(スペイン)
日本版画協会展・準会員賞 会員推挙
2000年~2001年 文化庁主催現代美術選抜展(国内巡回展)
2010年 環太平洋国際版画展2010 特別賞(ニュージーランド)
その他国際版画展、美術館企画展に多数出品、全国各地で個展、グループ展開催。国内外34の美術館に版画作品が収蔵されている。
現在、(社) 日本版画協会会員、(社)日本美術家連盟会員 (公財)日本野鳥の会会員
10月31日(火)〜11月5日(日)
馬渕晃さんを偲ぶ 版の仲間たち展
岩崎ミュージアムと縁の深かった馬渕 晃さん(元一般社団法人太平洋美術会参与)が昨年12月に逝去されました。太平洋美術会版画部のリーダーとして長年版画部を牽引してくださった温厚なお人柄によって、版画部メンバーみんなに慕われる存在でした。
氏の多色刷り木版はまさに円熟の極みで、我が国の伝統的な版画技法に則りながら、その優しい眼差しで描く木版は私たちに多大な刺激を与えてくださいました。
このたび岩崎ミュージアムとともに、氏を偲ぶ展覧会を開催する機会を頂戴し誠に有難く存じています。
馬渕さんへの感謝を込めたこの版画展をぜひ多くの方々にご覧戴きたいと願っております。(版の仲間たち展 呼びかけ人・大井 浄)
(参加作家)
阿部秀三郎/安藤昌平/磯野悦郎/井上義介/上野芙美江/大井浄/大谷節子/喜田敬/久保木妃呂子/熊本くにみ/佐野晋 /迫平陽子/竹林治子/都丸圭/中村康/中村孝太郎/羽根伸行/藤塚恭子/増田郷樹/松本昌和/宮鳥光紀/宮田直美/守屋仁美/山岡正司/山口みつ江/山坂弘子/和田ヤス子/和智保
特別展示:馬渕晃 賛助出品:八鉗照康
馬渕晃氏 画歴
1929年 東京 京橋に生まれる。
少年時代~父 馬渕録太郎氏(木口木版画家)、兄馬渕聖氏(木版画家)に薫陶を受け、木版画の制作を始める。以降、独自に木版画技法の研究を重ね、新境地を開く。美術展に出品。
1973年 社団法人太平洋美術会絵画部より版画部が独立、誘いを受け創部に参加。
第69回太平洋展に初出品。
1974年 会友推举
1994年 会員推挙
以後出品を続け、評議委員(現運営委員)、理事、参与を歴任。
1994年 日本美術家連盟に入会。
2022年 太平洋美術会及び日本美術家連盟を退会。
2022年12月 ご逝去。
※初日13時より