ミナトノアート2025

感性は、
出会いから未来へ。

ミナトノアートは、港町・横浜のローカルアートシーンを伝えるために生まれました。
海を通じて人と文化が行き交ってきたこの街では、多様性を声高に語らなくても、それは暮らしの中に当たり前のように根づいています。
そんな港町・横浜らしさを背景に、アートが人やまちを自然につなげていく。
その姿勢を名前に込め、「ミナトノアート」と名付けました。

2025年は歩みを重ねて今回で5回目。
これまでに生まれた出会いが波のように広がり、次の未来へと続いていく年です。
今年のメインビジュアルは「波」と、ひとつの区切りとなる第5回の「5」がモチーフとなっております。
感性のつながりや広がり。アートを通じた出会いから未来へと向かうミナトノアートの姿を表現しています。

また、今年度は小学生アーティストによるライブペイントや中高生ボランティアチームがSNSでの広報やハマノアートでの編集と展示に協力してくれてます。

これまでのミナトノアート

プログラム一覧

アートマルシェ

約30のブースが集う会場には、多彩なアートやデザイン、クラフト作品が並びます。気になる作品をその場で手にしたり、ワークショップに参加したり。アートと出会い、感性が広がるひとときをお楽しみください。

インスタレーションアート

<アーティスト>
白鳥雄也(UNKNOWNWORKS)

「HASHIGO」は、届かない場所へと手を伸ばす象徴。人と人、地と空、過去と未来――さまざまな境界をつなぐ装置として、馬車道駅の空間に立ち上がります。彫刻作品としてのハシゴと、造園職人たちが実際に使ってきた竹や木の脚立・ハシゴが並ぶことで、労働と創造、日常と祈りの記憶が交差します。駅構内を行き交う人々の足音や電車の響き、空間の呼吸と混ざり合いながら、“のぼる・おりる・つながる”という循環そのものを体現します。今回は詩的テクストによる展示解説パネルを林北斗と共同製作。

福祉×アート

9月に横浜市役所で開催された「ミナトノアート+」では、アーティストたちが8ヶ所の福祉施設を訪問し、通所されている方々と共に制作した作品展示と、福祉×アートのパネル展示を行い、ご好評をいただきました。今回のミナトノアート2025では、各施設による物販・PRブースが登場。「ミナトノアート+」での作品やパネルも、場所を変えて各施設のブースと共に展示を再構築し、空間を彩ります。

サウンドアート

<アーティスト>
WCN MOB

2019年結成 様々なジャンル・職種問わず、アーティストが集まり その時々メンバーを変えながら即興でパフォーマンスをおこなっている。メンバー: masao naitoh、Marcos Fernandes、Keikin Shu、直江実樹、Sean Fujimoto、Shinya Kato、CHIHIRO HITOMI、郡司 泉、岩崎佐和、高松マキコ

<アーティスト>
玉尊族 / Miwa Shibata /TEWO / ◯ヰ△

民族楽器と身体表現による即興的なライブを展開。彫刻作品「HASHIGO」と呼応する音と動きが空間をつなぎ、観客をその内側へ誘います。カリンバ、口琴、笛、ディジュリドゥなど多様な音が重なり、 木と身体のリズムが響き合う瞬間を生み出す。場そのものを「ハシゴ」として体験する試み。

ライブペイント

<アーティスト>
さとり(小学6年生)

制作時にはみんなで楽しく遊びながら作ることを心掛けています。制作のきっかけは、頭の中にある「へんなもの」を具現化させること。「和」と「科学」、そして「科学では説明できないもの」に興味があります。茶色い家に住んでいます。2022年よりArt Room Lumiereでアート活動を始め、作品展にも精力的に参加。2025年11月18日〜23日「KIDS ART PARTY」(みなとみらい・サブウェイギャラリーM)にて作品展示中。

Gathering place

<アーティスト>
似て非WORKS

2010年、美術家・稲吉稔が、横浜の下町、若葉町の築60年の元銀行を空間作品として制作し、役者・渡辺梓と有志と共にアートプロジェクト「nitehi works」を開始。「似て非works」は似ている様で異なると云う意味を基に、「日常とアート」をテーマに、「元何か」をアートのフィルターを透して変化させ、日常の中に「ゆたかなイばしょ」としてプロットするアートプロジェクトを展開しています。現在は2拠点にて、クリエートする場づくりと同時に、人の創造性を呼び覚ます事を暮らしの中で探しています。

ハマノアート

横浜市都心臨海部のローカルアートシーンのコーナー。ミナトノアート2025のSNS広報も担当している横浜市在住の中高生ボランティアチーム(湘南白百合学園)が創造界隈拠点のマップを作成し紹介。横浜のギャラリーオーナーたちによる街場のギャラリー紹介や、現在開催中の八王子芸術祭の広報ブースも登場します。

タイムテーブル

※その他のプログラムは、開催時間中いつでもご参加いただけます。

会場マップ

ニュース

  • 2025.11.17

    ミナトノアート2025公式ホームページを公開しました!

    もっと見る >

開催概要

イベント
ミナトノアート 2025

開催期間
2025年11月22日(土)、23日(日)

会場
横浜高速鉄道みなとみらい線馬車道駅

主催
ミナトノアート実行委員会
委員⻑:⽥⼝⻯太郎(株式会社アマネプロ)
事務局⻑:⽊村いよ(Atelier fourteen)
顧問:内藤正雄(株式会社ファボリ)
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

デザイン・WEB
ロゴデザイン:⼤原⼤次郎
アートディレクション:三村漢(niwa no niwa)
デザイン:⼤貫茜(niwa no niwa)
WEB エンジニア:⻲⾕晶太郎

共催
横浜市にぎわいスポーツ⽂化局

協⼒
横浜高速鉄道 株式会社

SNS広報協力
横浜在住中高生ボランティアチーム(湘南白百合学園)

主催・事務局・お問い合わせ
ミナトノアート 2025 事務局
minatonoart@gmail.com


令和7年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業